入院日記(カテアブ体験記)」カテゴリーアーカイブ

2回目の入院(入院初日)

おはようございます。くま次郎です。2回目のカテーテルアブレーションを受けるために先ほど入院いたしました。予約の時間まで少々早いので、朝食に駅近くの松乃屋で玉子丼を頂きました。

9:30頃に受付を済まして、採血・身長・体重の測定です。その後、病室の方へ案内されました。今回は個室がいっぱいのため、大部屋(4人部屋)です。

ちょっとばかり手狭ではありますが、テレビも冷蔵庫も有り基本的には不自由ありません。個室ですと専用のトイレとシャワールームがついていて、テレビを見るときにイヤホンを使わなくてすみます。

院内着に着替えて心電モニターをつけましたが、ちょっと脈が速いようでベータブロッカーを1錠服用です。脈が速いと造影CTの検査に支障があるそうで、脈をゆっくりとするための処置です。しばらくして心臓の造影CTの時間です。依然として脈拍数95程度あり速いみたいで、造影剤のラインから注射液を注入、何とか落ち着いたようで撮影スタートです。造影剤が入ると全身が熱くなったように感じます。「息を吸って」「止めて下さい」「楽にして下さい」と機械の声で合図があります。こちらに導入されている320列CT 東芝製 Aquilion One は撮影速度が速いため、息止めも5秒程度で済みます。検査時間は20分程度でしたでしょうか。この後に胸部レントゲン撮影を行い病室に戻りました。あと鼠径部のチェックをしてもらい午前中の予定は終了です。もうすぐお昼ごはんの時間です。それではまた後程。

入院4日目・5日目(退院)

3月29日木曜日。入院4日目です。

朝5:30頃に目が覚めます。洗面・歯磨きをしてテレ朝のグッドモーニングをみながらのんびり...今日は何があるんだろう?今日も外は良い天気です。

 

7:40 朝食です。今日はおにぎりです。1個ですが、サラダがあるので十分です。

体調チェック(体温・血圧・SPO2・脈拍・創部の確認)以外には検査などありません。暇で時間を持て余します。シャワーを浴びてスッキリ。あとはゴロゴロしながらテレビです。ちょっと汚いですが、参考までに傷口の写真を貼らせて頂きます。写真右下はマル秘です【閲覧注意】

術後傷口が痛くて辛いということはありません。しかし、押すと痛みますので、シャワーの時はそっと洗います。

12:00 お昼ご飯です。お年寄り向けのメニューですね。

午後も検査等なく暇です。やはり何冊か本を用意しておけば良かったな~。テレビとスマホだけでは飽きてしまいます。飲み物とお菓子を買いに隣のセブンイレブンに行きました。

18:00 夕食です。夕食は特別食と書いてあります。品数は豊富です。

18:30 先生から経過の説明がありました。画像や心電波形を示し、左・右肺静脈と上大静脈の3カ所を焼灼した旨の説明があり、合併症の注意や今後の生活についての注意がありました。お酒は1カ月我慢で、その後も控えめに..。画像、心電波形、レントゲン写真、血液検査の結果などを冊子にまとめたものを下さいました。こちらの病院では資料を用意して詳細な説明をして下さいます。

明日は退院です。前祝いってことで、ノンアルコールビールとさけるチーズでかんぱ~い。術後3日目ですが、1度も心房細動発作は起きていません。「カテーテルアブレーション」の効果でしょう。

 

21:00消灯。おやすみなさい。

3月30日金曜日。入院5日目。

おはようございます。5:30頃に起床。洗面・歯磨き後はテレ朝グッドモーニングです。今日退院できるかと思うとルンルンです。

7:30 朝食です。この日はサンドイッチとクラムチャウダーでした。

 

食後は服に着替えて帰りの準備をします。来る時と同様に大きなバッグはパンパンで重いです。ちょっと名残惜しいですね。色々とお世話になった看護師さんは6人くらいでしょうか。皆さん親切でした。

9:30頃 お会計の準備ができました。1階受付にて、約28万円程でした。クレジットカードで支払いができるんですね。確かに大きなお金なので現金では不用心です。医療費についての詳細は別の機会にお話しさせて頂きます。「大変お世話になりました」看護師さんや受付の方にお礼を言って病院を後にします。また、1カ月目の診察でお会いしましょう。本当にありがとうございました。

 

 

入院3日目

3月28日水曜日。入院3日目。

手術翌日です。6:00前に目が覚めましたが、動けません。看護師さんが来て足のマッサージ器を外してくれたので、立てるようになりました。早速、自力でトイレに。点滴をしているせいもあり、結構トイレが近いです。

点滴を外してもらい、自由度が高くなりました。トイレもラクラクです。この後、朝食。サンドイッチです(^^; 朝食はセブンイレブンですが、配食センターの食事よりおいしいかも?

 

午前中にシャワーしました。昨日浴びてないので、とても気持ちが良いです。

この後、鼠径部の傷口の抜糸をしました。3本かな?こちらの病院ではZ縫合といって、傷口に沿ってZの文字のように縫うのですね。このために、術後の安静時間が比較的短くなっているようです。ただ、この抜糸はちょっとだけ痛いです。大したことはありませんが。

12:00 お昼ごはんです。

 

この日は検査がいっぱいです。血液検査、心エコー、レントゲン、心電図です。普通に歩けるので、自分で検査室に行って受けます。

18:00 夕食です。メインは「鳥の唐揚げ」でした。

 

病院ですので、自分の病室か「サロン」しか行くところはありません。(隣のセブンイレブンには行くことができます)時間潰しのために何冊か本を用意しておけば良かったと思いました。

術後2日目ですが、「心房細動」は出ていません。入院日までの3日間連続で発作が有ったので、やはりアブレーションの効果かな?って感じます。

21:00 消灯です。おやすみなさい。

 

入院2日目(手術当日)

3月27日火曜日。入院2日目です。

いよいよ手術当日です。朝は5:30くらいに目が覚めました。食べ物は昨晩21:00でストップ。朝6:00以降は飲み物も飲めません。洗面・歯磨きを済ませてのんびりとテレビをみたりしますが、やはり落ち着きません。8:45~9:00開始予定なのでまだ時間がありますが、体調チェック(血圧等)の後、点滴ラインをとりに来ますって、左腕に何やら透明のシールを貼りました。麻酔薬が含まれていて、これを30分程貼っておくと痛くないそうです。こちらの病院ではできるだけ痛みのない治療を心がけているそうで助かります。

こちらの病院では手術中・手術後の導尿カテーテルも通常使用しないそうです。尿道から膀胱まで挿入する管で、これは男性にとってはかなりの苦痛だそうです。ないことは有難いことです。(^^;

朝早い時間に、執刀医のDr.Kが病室に来て声をかけられました。(K医師)「調子はどうですか?」「予定通り行いますね」・・・(僕)「よろしくお願いします」。K医師は横須賀共済病院で3千例以上の経験を積んだカテーテルアブレーションの名医です。安心して任せられる先生だと信じております。

9:00前 時間になりました。点滴を転がしながら、看護師さんと一緒に歩いて手術室に。入室すると大勢のスタッフが準備に忙しそうでした。手術台に乗ると背中の方から電極をたくさん貼られ、まずは造影剤を口に含み食道のレントゲン撮影を行いました。その後、酸素マスクを口に当てられ、先生が、「吸って~吐いて~吸って~吐いて~吸って~吐いて~」「眠くなりますよ~」・・・この後は意識がありません。「終わりましたよ~」と声をかけられて意識が戻りました。病室のベッドが手術台の横に置かれ、「せーの!」で抱えて移動させてくれました。95kgもあってスミマセン。エレベーターで病室に戻り、まずは3時間絶対安静です。時計を見ると11:30頃で、どうやら2時間半位で戻ってきたようです。

手術前から、足に弾性ストッキングを履いていますが、病室に戻ってから何やらマッサージ器のような物を着けられます。圧迫したり緩めたりを繰り返しますが、血栓予防のためらしいです。この機械は明日の朝まで続けるそうです。

 

3時間経過すると、背中を上げて座位にすることが可能になりました。14:30頃でしょうか、昼食(軽食)を届けてくてました。昨晩から何も食べていないのでお腹はすいていますが、自由に動けず、食べる姿勢がちょっとつらいです。

何もできないのですが、テレビを観ることはできます。この日は森友問題の証人喚問ばかりでした。夕方頃に心電図と心エコーの検査を行いました。動けないので、機材は病室まで運んできてくれました。

17:30 6時間経過です。鼠径部の傷口を圧迫しているベルトを外してもらい、寝返り可となりました。かなり楽です。

18:00 夕食の時間です。まだ昼食から3時間半しか経っていませんが、食欲はあります。完食しました。

 

時間が経つとトイレに行きたくなりますが、手術当日は歩行不可のためトイレに行くことができません。尿瓶を使うことになります。看護師さんが「手伝いますので言って下さいね~」って言ってくれましたが、自分でコソコソやりました。やはり恥ずかしいですからね。

夜から服薬再開です。抗凝固剤のプラザキサと合併症予防のための胃薬を飲みます。

21:00 消灯です。おやすみなさい。

入院1日目

3月26日月曜日。入院1日目です。

予約時間は9:30で、入院先の「東京ハートリズムクリニック」を目指します。荷物はできるだけ少なくしたつもりですが、大きなバックはパンパンです。まだ通勤時間で、電車は混みあっています。駅からバスで5分ほどで病院前に到着。若干脈が乱れた状態で受付を済ませ、病室に案内されました。

病室は個室をお願いしました。1日15000円と費用はかかりますが、いびきが酷い方で周りの方々に迷惑をかけそうなのと、やはり手術の日はゆっくりと休めるようにと個室にしました。

こちらの病院はまだ開業から3年目ですので病室も施設もとても綺麗です。個室には洗面・テレビの他にトイレ・シャワールームも完備されています。

院内着に着替えてから看護師さんが来て、手首に名札をつけてもらい体調チェック(体温・血圧・SPO2・脈拍数)を行いました。この後は採血が有り、CT検査(心臓の断層撮影)でした。βブロッカー服用でも脈が速いため、更に点滴が必要でした。機材が新しい(東芝社製 Aquilion ONE)ので撮影時の息止めは短く、5秒から10秒弱です。造影剤が入ると体中頭から指先まで熱い感じがしますが、すぐに治まり苦痛には感じません。20分~30分程で終わりました。こちらの病院ではこの検査で左心耳に血栓が無い事が確認されると、経食道心エコー検査は実施しないそうです。経食道心エコー検査は辛いと聞きますので、無いと助かります。

そうこうしているとお昼になりました。

メインはヒレカツです。塩分控えめですが、全体の量は十分です。ご飯の味が今一歩って感じでしょうか。

午後は心エコー、心電図、肺機能検査を受けました。また鼠径部の剃毛ですが、事前に聞いていた通り、入院前日に自宅で剃っておいたので、確認だけで済みました(ホット・・)18:00に夕食をいただき、21:00以降は禁食です(翌日手術のため)。21:00消灯ですが、個室のためテレビの音が漏れなければ大丈夫との事でした。

おやすみなさい。