アップルウォッチの心房細動検出機能

こんにちは。くま次郎です。

これまでも書いてきましたが、「心房細動」は診断を受けるまでが大変です。くま次郎の場合は心拍の異変を感じてから何年もかかりました。12誘導心電図(正常)、ホルター心電図(やや期外収縮が見られる)、→医師は「しばらく様子を見ましょう」となります。

技術の進歩により、2021年にアップルウォッチとiPhoneを使った心房細動検出機能が、家庭用医療機器として厚生労働省から承認を受けました。これにより、たまにしか発生しない発作性心房細動(PAF)を検出する事ができます。デメリットとしては、自費で行うこととなるので、費用がかかることでしょうか。また家庭用医療機器ですから、診断ができる訳ではなく、あくまでも補助的な機器です。

くま次郎の場合は携帯型心電計で発作時の波形を医師に見せて、これにより「心房細動」と診断されました。その時の医師のコメントですが、「発作性心房細動はホルター心電図で引っかからない事も多いです。計測時間が24時間ですから、例えば週に1回発作が起きる人が検出される可能性は1日÷7日=7分の1となりますからね~」「この波形はいかんわ。心房細動ですね」・・・てな感じでした。持続性心房細動や慢性心房細動であれば、ホルター心電図で高確率に見つかると思いますが、発作性心房細動は厄介です。

そんな背景もあってか、最近ではアップルウォッチや携帯型心電計の活用を推奨する病院や医師が増えています。「関西ろうさい病院」のHPにも活用の記事が掲載されていますので、参考にされて下さい。

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