携帯型心電計のススメ

こんにちは。くま次郎です。今日は携帯型心電計の使用についてお話します。

前回ご報告させていただきました通り、くま次郎は2回のカテーテルアブレーションを受け現在に至ります。ただ、ここまでたどり着くのが大変でした。さかのぼること5年以上です。不整脈(期外収縮)が気になり、集中して何度も発生することがありました。心配なので受診し、ホルター心電計の検査を受けました。結果、上室性期外収縮が1日500回位だったと思います。循環器科の先生は「心配いりません」ということで経過観察となりました。そして3~4年位前です。仕事中に急に苦しく(息苦しく)なり座り込んでしまいました。胸の感じがおかしく、脈をとると速くバラバラでした。救急車かな?とも考えましたが、しばらくすると落ち着きました。今考えてみると「心房細動」の発作だった訳です。しかし、この発作はそんなに頻繁には来ません。月に1回とか、週に1回とかで・・ただ、段々と間隔が短くなったように感じました。自分の場合は発作時の自覚症状が強く、何とか治療しないとと受診しました。しかし、ホルター心電図の結果は「異状なし」でした。そうです。検査中には発作が出ていません。24時間の検査中に発作が出ないと、異常は見つからないのです。

色々と調べて考えて、くま次郎は携帯型心電計を購入することにしました。そして発作が出た時に測定したところ、明らかに不規則な心電波形を確認することができました。そして、循環器科受診時にプリントアウトした心電図を医師に見せました。先生は「これは心房細動ですね~!」とここで初めて病名が確定しました。最初に不整脈を認識するようになってから何年もの月日がたって自分の病気を知ることができたわけです。

心房細動とは?のページ(別窓で開く)

あの時の担当医は「携帯型心電計」なんて市販されているのですか?って驚いていました。当時2年強前はそんなにメジャーではありませんでしたが、現在お世話になっている東京ハートリズムクリニックでは不整脈治療の患者さんに携帯型心電計の使用を推奨しています。価格は3万円弱と決して安くはありませんが、くま次郎はこれによって病名が分かったので助かりました。くま次郎の使用しているものは海外の製品ですが、国内製のものでは、オムロンのHCG-801が一般的なようです。不整脈を心配されている方は使用を検討されてはいかがでしょうか。

くま次郎が使用している心電計について → 携帯型心電計「Prince 180B」のご紹介

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