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2回目のアブレーションから5年が経過しました

こんにちは。くま次郎です。2回目のアブレーションから5年が経過しました。都合2回のカテーテルアブレーションを実施し、1回目の後、しばらくして再発しました。9か月後に2回目のアブレーションを受けて、その後5年経ちますが、お陰様でその後の「心房細動」の再発はありません。短時間の「期外収縮」はしばしば発生します。

1回目、2回目の入院中の記録などを公開しておりますので参考にして下さい。年末、寒い日が続いておりますが、体に気を付けてお過ごしく下さい。来年もまた、よろしくお願い申し上げます。

ウルフオオツカ法

新しい「心房細動」の治療法があるとの事で、その概要を書いてみました。正式には「ウルフオオツカ低侵襲心房細動手術」という名称です。

手術の内容は(1)アブレーション (2)左心耳の切除 の2つを組み合わせたものとなっています。 脳梗塞の原因となる血液の凝固は左心耳に発生すると言われており、通常のカテーテルアブレーション手術でも、手術前に凝固がないかの確認をしています。この原因となる左心耳を切除することにより、脳梗塞のリスクを減らし、抗凝固剤の服用を中止することができるというものです。内視鏡手術のため、体への負担も小さいらしいです。

1回の手術でリズムコントロールの成績(正常な脈の維持率)は発作性でも慢性型でもカテーテル治療より優れ、左心耳をきれいに切り取ってしまうことにより出血性副作用のある抗凝固治療からの速やかな離脱が可能であるらしく、今後さらに広まっていくのではないでしょうか。

この手術は、大塚先生とウルフ先生という2名の医師により研究開発されたことから「ウルフオオツカ法」と呼ばれるようです。詳細→ウルフーオオツカ法

この大塚先生ですが、以前は都立多摩総合医療センターの心臓血管外科部長だった方で、現在は東京都杉並区の「ニューハート・ワタナベ国際病院」にてウルフーオオツカ低侵襲心房細動手術センター長をされています。

<参考> ニューハート・ワタナベ国際病院 →病院のウェブサイト 

1年が経過しました(2019/12/31)

こんにちは。くま次郎です。

今月は2回目のカテーテルアブレーション実施後12カ月の検診を受けました。今回は節目なので、胸のレントゲン・心電図・心エコー・ホルター心電図などフルコースの検査でした。結果はすべて異常なしでほっと一安心です。

まるまる1年間、「心房細動」らしき症状は出ませんでした。本当に有難いことです。1回目のアブレーション後はしばらくして心房細動発作が発生しましたので、1年間発作なしは助かります。ただ、何もない訳ではありません。「ドッキン」という期外収縮はしばしば起きます。ホルター心電図の結果では1日あたり20回~30回程度でしたが、日によって異なりますので、多い日ですと1日100回程度の日もあると思います。先生の説明では1日1000回を超える上室性期外収縮があると、心房細動発作が起きる可能性が高いとのことでした。とりあえず現段階では経過は良好と言って良いでしょう。

問題はこれからの再発防止策です。1つは「睡眠時無呼吸症候群」の治療をしっかりと行うこと。もう1つは飲酒を控えること。分かってはいるのですが、どちらも不十分な状況です。来年は心臓に優しい生活を送ることが課題です。

今日は大晦日。明日からは新しい年が始まります。皆様も良いお年をお迎え下さい。

カテーテルアブレーションの費用(2)

こんにちは。くま次郎です。今日はこどもの日、埼玉の天気は晴れのち曇りの予報です。

さて、12月の終わりに2回目のカテーテルアブレーションを受けましたが、その時の医療費についてお話したいと思います。今回は3泊4日で大部屋でした。個室を希望しましたが、満室との事で大部屋となりました。

上の請求書にありますように、保険点数は239,581点ですので、約240万円の費用がかかっている事になります。3割負担の場合は718,743円が負担額となりますが、事前に「限度額適用認定証」を提出しておいた為、保険分負担金額は185,778円となっています。自費(保険外)の部分は診断書2通とT字帯、院内着(4日分)が合わせて15,460円、その他食事負担額が3,680円で、合計204,918円となりました。大きな金額なので、クレジットカードにて支払いをしました。 「限度額適用認定証」 を提出しない場合は、支払いが70万円以上となってしまいますので、事前に準備をしておいた方が良いです。(無い場合も限度額を超えた分は3~4カ月後に戻ってきます)。1回目のカテーテルアブレーションを受けた時(個室を利用)の費用についてはこちらに記載してありますので参考にして下さい。

カテーテルアブレーションは体の負担が少なく、大きな治療効果が期待できる医療ですが、費用は比較的高額と言えます。入っている健康保険の種類および収入等によって限度額は変わってきますので、詳しくは病院でお尋ねになって下さい。それではまた。

3カ月検診(2019/4/27)

おはようございます。ゴールデンウイークですね。また、もうすぐ平成から令和に変わります。

さて、先週土曜日は術後3カ月検診の結果を伺いに東京ハートリズムクリニックを受診しました。前回の検査は、心電図・心エコー・ホルター心電図でした。先生「結果から申し上げますが、とても良好です。心房性の期外収縮が十数回、心室性の期外収縮が数回、どちらも正常です。心房細動は一度も起きていません」くま次郎「はい」先生「心房細動がないので、リクシアナは終わりにしましょう」「CPAPは使用回数が少ないですが、どうかしましたか?」くま次郎「鼻がつまってしまいまして」先生「そうですか。続けられそうですか?」くま次郎「はい」...そんな感じで、次回の予約をして診察は終了です。

期外収縮の自覚はたまにあるのですが、抗凝固剤のリクシアナの服用が終わりになったので嬉しいです。これからも睡眠時無呼吸症候群の治療(CPAP)があるため、月に1回の受診は続きます。それでは、また。ごきげんよう。

術後3カ月の検査です(2019/04/13)

おはようございます。くま次郎です。埼玉の空は少し曇っていて、これから天気は崩れるみたいです。

さて、昨日土曜日は2回目のカテーテルアブレーションから3カ月強が経過しましたので、少し詳しい検査です。内容は(1)心エコー,(2)心電図,(3)ホルター心電図 の3種類でした。現在、ホルター心電計を装着中で24時間経過後の11時頃に自分で外します。ホルターの検査自体は何も感じませんが、時間が経つと電極の貼り付けてある部分が痒くなってきます。今も文章を打ちながら痒いです(泣)。あと、装着中はお風呂に入れません。まぁ、あと3~4時間ですから我慢です。

検査だけなので1時間程度で病院をあとにします。せっかく都会に来たので神田神保町方面を散策、スキー用具店でスキーウエアなどを探してみました。ウエスト110cmって聞くと、ちょっと店員さんも引いた感じです(笑)。くま次郎に合うサイズは、、、残念!。。気温も上がり喉が渇いたので、アイスコーヒーで休憩です。

ウエスト110cmのスキーパンツ、あったのですが、好みの色が無かったので断念。来シーズンのモデルで選ぶことにします。 ここのところ、とりあえず心房細動は起きていないと思いますが、 今回の検査結果は2週間後の診察で聞く予定です。年度初めで忙しい時期ですが、これを過ぎればゴールデンウィークです。それではまた。ごきげんよう!