心房細動の診断を受ける

こんにちは。くま次郎です。

僕の場合は、「心房細動」と診断されるまでにかなりの時間を要しました。自覚症状は胸がドキドキして、喉がつまる感じ、咳がしたくなったりで、息苦しくなりました。立って話をするのがしんどい時もあります。

脈をとってみると、不規則になっています。何より、このままで大丈夫かな?って強い不安に襲われます。最初の頃は発作も月に1回とか少なく、数分からせいぜい1時間程度で治まりました。しかし、今年に入ってからは毎日発作が起きることもあり、また7時間続くこともありました。

下記が心房細動時の心電波形です(自分の波形、上が心房細動時・下が正常な波形)

横軸が時間軸です。正常な波形ではR波の間隔がほぼ一定ですが、上の「心房細動時の波形」ではバラバラになっていることが分かります。心房細動になると一般に脈が速くなり、規則性が失われます。

僕の場合は、おそらく1年以上前から「心房細動」があったと思われますが、検査では見つかりませんでした。不整脈が疑われる場合は通常「ホルター心電図」(24時間心電図)の検査を受けることになります。病院で小さな心電計をつけてもらい、翌日の同じ時間に外します。しかし、週に数回程度の発作の場合はこの検査に引っかからない可能性も大きいらしいです。

そんなわけで、僕は自分で心電計を購入し、胸の調子がおかしくなった時の心電波形を記録し、医師に診てもらったところ、「発作性心房細動」(Paroxysmal Atrial Fibrillation)と診断されました。参考までに、自分が使用した心電計の画像を貼っておきます。

そんなこんなで診断がつき、「カテーテルアブレーション」での治療を決意しました。先日、NHKのガッテン!でもやっていましたが、「心房細動」はその病気自体で命を失うようなことは殆ど無いそうですが、脳梗塞のリスクが大変高くなるそうです。心房細動が発生すると心房の中に血栓を作りやすくなり、この血栓が脳に詰まることによって脳梗塞になるらしいです。脳梗塞は命にかかわる重大な病気です。自分で脈をとってみて不整脈だと感じたら是非受診するようにして下さい。

 

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