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入院4日目・5日目(退院)

3月29日木曜日。入院4日目です。

朝5:30頃に目が覚めます。洗面・歯磨きをしてテレ朝のグッドモーニングをみながらのんびり...今日は何があるんだろう?今日も外は良い天気です。

 

7:40 朝食です。今日はおにぎりです。1個ですが、サラダがあるので十分です。

体調チェック(体温・血圧・SPO2・脈拍・創部の確認)以外には検査などありません。暇で時間を持て余します。シャワーを浴びてスッキリ。あとはゴロゴロしながらテレビです。ちょっと汚いですが、参考までに傷口の写真を貼らせて頂きます。写真右下はマル秘です【閲覧注意】

術後傷口が痛くて辛いということはありません。しかし、押すと痛みますので、シャワーの時はそっと洗います。

12:00 お昼ご飯です。お年寄り向けのメニューですね。

午後も検査等なく暇です。やはり何冊か本を用意しておけば良かったな~。テレビとスマホだけでは飽きてしまいます。飲み物とお菓子を買いに隣のセブンイレブンに行きました。

18:00 夕食です。夕食は特別食と書いてあります。品数は豊富です。

18:30 先生から経過の説明がありました。画像や心電波形を示し、左・右肺静脈と上大静脈の3カ所を焼灼した旨の説明があり、合併症の注意や今後の生活についての注意がありました。お酒は1カ月我慢で、その後も控えめに..。画像、心電波形、レントゲン写真、血液検査の結果などを冊子にまとめたものを下さいました。こちらの病院では資料を用意して詳細な説明をして下さいます。

明日は退院です。前祝いってことで、ノンアルコールビールとさけるチーズでかんぱ~い。術後3日目ですが、1度も心房細動発作は起きていません。「カテーテルアブレーション」の効果でしょう。

 

21:00消灯。おやすみなさい。

3月30日金曜日。入院5日目。

おはようございます。5:30頃に起床。洗面・歯磨き後はテレ朝グッドモーニングです。今日退院できるかと思うとルンルンです。

7:30 朝食です。この日はサンドイッチとクラムチャウダーでした。

 

食後は服に着替えて帰りの準備をします。来る時と同様に大きなバッグはパンパンで重いです。ちょっと名残惜しいですね。色々とお世話になった看護師さんは6人くらいでしょうか。皆さん親切でした。

9:30頃 お会計の準備ができました。1階受付にて、約28万円程でした。クレジットカードで支払いができるんですね。確かに大きなお金なので現金では不用心です。医療費についての詳細は別の機会にお話しさせて頂きます。「大変お世話になりました」看護師さんや受付の方にお礼を言って病院を後にします。また、1カ月目の診察でお会いしましょう。本当にありがとうございました。

 

 

入院3日目

3月28日水曜日。入院3日目。

手術翌日です。6:00前に目が覚めましたが、動けません。看護師さんが来て足のマッサージ器を外してくれたので、立てるようになりました。早速、自力でトイレに。点滴をしているせいもあり、結構トイレが近いです。

点滴を外してもらい、自由度が高くなりました。トイレもラクラクです。この後、朝食。サンドイッチです(^^; 朝食はセブンイレブンですが、配食センターの食事よりおいしいかも?

 

午前中にシャワーしました。昨日浴びてないので、とても気持ちが良いです。

この後、鼠径部の傷口の抜糸をしました。3本かな?こちらの病院ではZ縫合といって、傷口に沿ってZの文字のように縫うのですね。このために、術後の安静時間が比較的短くなっているようです。ただ、この抜糸はちょっとだけ痛いです。大したことはありませんが。

12:00 お昼ごはんです。

 

この日は検査がいっぱいです。血液検査、心エコー、レントゲン、心電図です。普通に歩けるので、自分で検査室に行って受けます。

18:00 夕食です。メインは「鳥の唐揚げ」でした。

 

病院ですので、自分の病室か「サロン」しか行くところはありません。(隣のセブンイレブンには行くことができます)時間潰しのために何冊か本を用意しておけば良かったと思いました。

術後2日目ですが、「心房細動」は出ていません。入院日までの3日間連続で発作が有ったので、やはりアブレーションの効果かな?って感じます。

21:00 消灯です。おやすみなさい。

 

入院2日目(手術当日)

3月27日火曜日。入院2日目です。

いよいよ手術当日です。朝は5:30くらいに目が覚めました。食べ物は昨晩21:00でストップ。朝6:00以降は飲み物も飲めません。洗面・歯磨きを済ませてのんびりとテレビをみたりしますが、やはり落ち着きません。8:45~9:00開始予定なのでまだ時間がありますが、体調チェック(血圧等)の後、点滴ラインをとりに来ますって、左腕に何やら透明のシールを貼りました。麻酔薬が含まれていて、これを30分程貼っておくと痛くないそうです。こちらの病院ではできるだけ痛みのない治療を心がけているそうで助かります。

こちらの病院では手術中・手術後の導尿カテーテルも通常使用しないそうです。尿道から膀胱まで挿入する管で、これは男性にとってはかなりの苦痛だそうです。ないことは有難いことです。(^^;

朝早い時間に、執刀医のDr.Kが病室に来て声をかけられました。(K医師)「調子はどうですか?」「予定通り行いますね」・・・(僕)「よろしくお願いします」。K医師は横須賀共済病院で3千例以上の経験を積んだカテーテルアブレーションの名医です。安心して任せられる先生だと信じております。

9:00前 時間になりました。点滴を転がしながら、看護師さんと一緒に歩いて手術室に。入室すると大勢のスタッフが準備に忙しそうでした。手術台に乗ると背中の方から電極をたくさん貼られ、まずは造影剤を口に含み食道のレントゲン撮影を行いました。その後、酸素マスクを口に当てられ、先生が、「吸って~吐いて~吸って~吐いて~吸って~吐いて~」「眠くなりますよ~」・・・この後は意識がありません。「終わりましたよ~」と声をかけられて意識が戻りました。病室のベッドが手術台の横に置かれ、「せーの!」で抱えて移動させてくれました。95kgもあってスミマセン。エレベーターで病室に戻り、まずは3時間絶対安静です。時計を見ると11:30頃で、どうやら2時間半位で戻ってきたようです。

手術前から、足に弾性ストッキングを履いていますが、病室に戻ってから何やらマッサージ器のような物を着けられます。圧迫したり緩めたりを繰り返しますが、血栓予防のためらしいです。この機械は明日の朝まで続けるそうです。

 

3時間経過すると、背中を上げて座位にすることが可能になりました。14:30頃でしょうか、昼食(軽食)を届けてくてました。昨晩から何も食べていないのでお腹はすいていますが、自由に動けず、食べる姿勢がちょっとつらいです。

何もできないのですが、テレビを観ることはできます。この日は森友問題の証人喚問ばかりでした。夕方頃に心電図と心エコーの検査を行いました。動けないので、機材は病室まで運んできてくれました。

17:30 6時間経過です。鼠径部の傷口を圧迫しているベルトを外してもらい、寝返り可となりました。かなり楽です。

18:00 夕食の時間です。まだ昼食から3時間半しか経っていませんが、食欲はあります。完食しました。

 

時間が経つとトイレに行きたくなりますが、手術当日は歩行不可のためトイレに行くことができません。尿瓶を使うことになります。看護師さんが「手伝いますので言って下さいね~」って言ってくれましたが、自分でコソコソやりました。やはり恥ずかしいですからね。

夜から服薬再開です。抗凝固剤のプラザキサと合併症予防のための胃薬を飲みます。

21:00 消灯です。おやすみなさい。

入院1日目

3月26日月曜日。入院1日目です。

予約時間は9:30で、入院先の「東京ハートリズムクリニック」を目指します。荷物はできるだけ少なくしたつもりですが、大きなバックはパンパンです。まだ通勤時間で、電車は混みあっています。駅からバスで5分ほどで病院前に到着。若干脈が乱れた状態で受付を済ませ、病室に案内されました。

病室は個室をお願いしました。1日15000円と費用はかかりますが、いびきが酷い方で周りの方々に迷惑をかけそうなのと、やはり手術の日はゆっくりと休めるようにと個室にしました。

こちらの病院はまだ開業から3年目ですので病室も施設もとても綺麗です。個室には洗面・テレビの他にトイレ・シャワールームも完備されています。

院内着に着替えてから看護師さんが来て、手首に名札をつけてもらい体調チェック(体温・血圧・SPO2・脈拍数)を行いました。この後は採血が有り、CT検査(心臓の断層撮影)でした。βブロッカー服用でも脈が速いため、更に点滴が必要でした。機材が新しい(東芝社製 Aquilion ONE)ので撮影時の息止めは短く、5秒から10秒弱です。造影剤が入ると体中頭から指先まで熱い感じがしますが、すぐに治まり苦痛には感じません。20分~30分程で終わりました。こちらの病院ではこの検査で左心耳に血栓が無い事が確認されると、経食道心エコー検査は実施しないそうです。経食道心エコー検査は辛いと聞きますので、無いと助かります。

そうこうしているとお昼になりました。

メインはヒレカツです。塩分控えめですが、全体の量は十分です。ご飯の味が今一歩って感じでしょうか。

午後は心エコー、心電図、肺機能検査を受けました。また鼠径部の剃毛ですが、事前に聞いていた通り、入院前日に自宅で剃っておいたので、確認だけで済みました(ホット・・)18:00に夕食をいただき、21:00以降は禁食です(翌日手術のため)。21:00消灯ですが、個室のためテレビの音が漏れなければ大丈夫との事でした。

おやすみなさい。

入院・手術まで

こんにちは。くま次郎です。

「発作性心房細動」の診断を2月上旬に受け、3月下旬に「カテーテルアブレーション」(心筋焼灼術)を受けることになりました。この間約1カ月半ですが、特に通院はありませんでした。初診時に検査を行い、2回目に結果を聞いて治療方法の種類など詳細に説明いただきましたが、その時にカテアブをお願いしました。(先生はゆっくりと考えて良いと言って下さったのですが)理由は、自覚症状が強く仕事に影響が大きいことと、4月以降は少々忙しく休みが取れないからでした。

入院までにすることは、抗凝固剤を服用することです。抗凝固剤とは血液をサラサラにする薬で、心房細動による脳梗塞予防のために用いられますが、「カテーテルアブレーション」を実施する場合はこの手術によって血栓を飛ばしてしまい、脳梗塞を引き起こしてしまう可能性があるそうです。このために、手術前に血栓を完全になくしておく必要があり、抗凝固剤の服用が必要らしいです。

僕の場合は「プラザキサ」という薬を1日2回2カプセルずつ服用しました。これ以外にやっておくことは、各種同意書の記入や健康保険の限度額証明書の申請でした。入院は5日の予定ですが、心房細動のカテーテルアブレーションでは医療費が200~250万円程度になりますので、3割負担でも60~75万円になります。(高額医療費の限度額を超えた分は健康保険組合等から後日返金される)しかし、高額医療費の限度額証明書を提出すると病院での支払いはこの「限度額」となり、収入により8万円~18万円程度で済みます。(室料差額などは別途)

こうして、3月下旬の入院の日を迎えました。

はじめまして

はじめまして。くま次郎です。

50歳を過ぎてだいぶ疲れやすくなりました。4~5年前から脈の乱れを感じるようになり、病院でも診てもらいましたが、最初は期外収縮で心配はしなくても良いとのことでした。しかし、ここ最近、昨年位からでしょうか、脈の乱れとともに息苦しくなって、また何時間も続く事がありました。

この不整脈ですが、連日起こることもあり、また半日以上も続くような時もあったので、不整脈の専門医に診てもらうことにしました。そうしたら、病名は「心房細動」という不整脈の一種で、放っておくと脳梗塞の原因にもなるそうです。

この「心房細動」ですが、薬での治療も可能だそうですが、対症療法であり根治はできないとのことでした。ところが、「カテーテルアブレーション」(心筋焼灼術)という治療法で根治可能であることを知り、今年3月の下旬に手術を受けました。

5日間の入院でしたが、入院期間の様子やカテーテルアブレーションについて、このブログで書いていこうと思います。