こんにちは、くま次郎です。暑い日が続きますね。久しぶりに不整脈治療についてお話したいと思います。
ここでお話しする内容は、くま次郎が診断された「発作性心房細動」(Paroxysmal atrial fibrillation: PAF)についてが中心なので、あらかじめご了承下さい。
まず病院選びですが、胸の調子がおかしい(脈が変だ。心臓の動きが気になる)となったら、普通は内科を受診すると思いますが、できれば不整脈の専門医がいる循環器内科が良いと思います。意外と循環器の先生でも「不整脈」「心房細動」は得意としていない方もいます。虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症)を専門とする先生は、その分野で長けていても不整脈はそれほど詳しくないという場合があります。ですので、不整脈治療を専門に行っている病院を選ぶことが、適切な治療への近道です。
次に医者選びですが、病院選びと同様で不整脈治療の専門医に診てもらうのが早期解決への近道になります。
内科>循環器内科>不整脈専門医 と、病院や医師の選び方で治療の成否が左右されます。
といっても、なかなか近所に不整脈専門医は見つかりませんね。くま次郎も「東京ハートリズムクリニック」という専門のクリニックにたどり着くのには長い時間がかかりました。それまでの、5年から10年という歳月は「不定愁訴」や「期外収縮」の診断で「サンリズム」などを処方され、”様子を見ましょう”が続きました。
実はこの「東京ハートリズムクリニック」で最初に検査を受けた時は「ホルター異常なし」だったのです。自分で携帯型心電計で計測し、波形を医師に見せて「心房細動」であることが判明しました。現在このクリニックでは「携帯型心電計」の使用を推奨しています。それくらい不整脈の診断は難しく、見逃しやすいと言うことができます。
適切な病院選び・医者選びで、皆様の病状が早期に軽快されればと思います。どうか、参考にされて下さい。
