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久しぶりの心エコー検査(2025/09)

こんにちは。くま次郎です。投稿をサボってばかりですみません。

先月、2年以上行っていなかった「心エコー検査」を受けまして、その結果を聞いてきました。「軽度の左心房拡大」はあったものの、弁膜症や逆流等の大きな問題は無いとの事でした。左心房の大きさは40mmまでが基準らしいです。「やや大きい」という事は7年前の入院時の時から指摘されていましたので特に変化はありません。なお、心房細動の患者さんには、左房の拡大が見られる事が多いとの事でした。

アブレーション治療での入院時には頻繁に心エコー検査を受けていましたし、退院後の定期健診でも毎回行っていました。検査自体は15分程度です。プローブを当てる時のくすぐったい感じはありますが、さほど辛いものではありません。1年に1回程度は受けた方が良いとの事でした。

「東京ハートリズムクリニック」のような心臓専門のクリニックでは随時行っている検査ですが、現在通院中の地元のクリニックでは月に1~2回のみ行っていて予約制なので、ちょっと予定を入れづらいです。

さて、お腹がすいたのでご飯です。「かつ丼」は大好物ですが、ちょっとカロリーオーバーかも?

皆さまも、お大事にされてください。それではまた。

東京ハートリズムクリニックは新たにクリニックを開院しました

こんにちは。くま次郎です。ブログ更新サボってばかりですみません。

さて、今回は自分が治療を受けた「東京ハートリズムクリニック」が新たに2つのクリニックを開設したとの事なので、紹介させていただきます。

「当院は、より多くの患者さまに安心して治療を受けていただくため、新たに2院を開院いたしました。羽田院は世田谷本院と同等の設備を備え、遠方の方も通いやすく、プライバシーに配慮した個室を完備。新宿院は新規の患者さまに加え、手術をされた患者さまのフォローアップを充実させる外来専門クリニックです。東京ハートリズムクリニックは世田谷本院を含む3院体制で、皆さまに寄り添い、安心できる医療を提供してまいります。」(病院のHPより引用)

どうやら、羽田院は入院・手術が可能で、新宿院は外来のみみたいです。
いずれにしても、利便性が良くなりますね。
詳細は、病院のHPをご覧になってください。

カテーテルアブレーションの病院選び

カテーテルアブレーション手術も認知度が高くなってきましたが、受けることができる病院は限られています。そこで、治療数の多い病院30をピックアップしてみました。

1  群馬県立心臓血管センター  群馬県
2  榊󠄀原記念病院  東京都
3  小倉記念病院  福岡県
4  湘南鎌倉総合病院  神奈川県
5  済生会熊本病院  熊本県
6  一般財団法人厚生会仙台厚生病院  宮城県
7  札幌心臓血管クリニック  北海道
8  医療法人渡辺医学会桜橋渡辺病院  大阪府
9  医療法人澄心会豊橋ハートセンター  愛知県
10  筑波大学附属病院  茨城県
11  独立行政法人労働者健康安全機構 関西労災病院  兵庫県
12  公益財団法人 大原記念倉敷中央医療機構 倉敷中央病院  岡山県
13  宮崎市郡医師会病院  宮崎県
14  名古屋ハートセンター  愛知県
15  国家公務員共済組合連合会 横須賀共済病院  神奈川県
16  埼玉医科大学国際医療センター  埼玉県
17  公益財団法人心臓血管研究所付属病院  東京都
18  独立行政法人労働者健康安全機構 大阪労災病院  大阪府
19  総合病院土浦協同病院  茨城県
20  神戸市立医療センター中央市民病院  兵庫県
21  日本赤十字社愛知医療センター 名古屋第二病院  愛知県
22  大垣市民病院  岐阜県
23  日本医科大学付属病院  東京都
24  藤田医科大学病院  愛知県
25  岩手医科大学附属病院  岩手県
26  広島心臓血管病院  広島県
27  自治医科大学附属さいたま医療センター  埼玉県
28  岐阜ハートセンター  岐阜県
29  医療法人社団康幸会かわぐち心臓呼吸器病院  埼玉県
30  杏林大学医学部付属病院  東京都

【出典・引用】週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2024』

このリストは病院の良し悪しを示すものではありません。くま次郎は「東京ハートリズムクリニック」というクリニックで手術を受けました。このリストには載っていませんが、技術力は相当に高いものと感じました。手術を受けることができる病院は徐々に増えていますので、色々と調べてみて下さい。

カテーテルアブレーション手術による心房細動治療のメリット

こんにちは。くま次郎です。久しぶりの投稿です。今更ですが、要約として「カテーテルアブレーション」のメリットについて書きたいとおもいます。

カテーテルアブレーション手術は、心房細動の治療において以下のようなメリットがあります:

1.高い成功率

     特に発作性心房細動では、70〜90%の成功率が報告されています。

    2.薬物治療からの解放

       成功すれば、抗不整脈薬や抗凝固薬の服用が不要になる場合があります。

      3.生活の質の向上

         心房細動による動悸や息切れが軽減され、日常生活が改善されます。(発作が起きないと本当に気が楽になります)

        4.脳卒中リスクの低減

         心房細動が解消されると、血栓形成のリスクが低下し、脳卒中予防につながります。

            5.低侵襲性

               開胸手術と比べ、体への負担が少なく、回復が早いです。

              6.短期入院

                 通常、数日間の入院(だいたい4~5日)で済み、社会復帰が早いです。

                7.再発時の対応

                   再発しても、再度アブレーションを行うことが可能です。(くま次郎は2回行いました)

                  ※ただし、効果は患者の状態や医療機関の技術力に依存するため、医師とよく相談することが重要です。

                  ご参考にされてください。また、過去の記事も参考にされてください。

                  2回目のアブレーションから5年が経過しました

                  こんにちは。くま次郎です。2回目のアブレーションから5年が経過しました。都合2回のカテーテルアブレーションを実施し、1回目の後、しばらくして再発しました。9か月後に2回目のアブレーションを受けて、その後5年経ちますが、お陰様でその後の「心房細動」の再発はありません。短時間の「期外収縮」はしばしば発生します。

                  1回目、2回目の入院中の記録などを公開しておりますので参考にして下さい。年末、寒い日が続いておりますが、体に気を付けてお過ごしく下さい。来年もまた、よろしくお願い申し上げます。

                  アップルウォッチの心房細動検出機能

                  こんにちは。くま次郎です。

                  これまでも書いてきましたが、「心房細動」は診断を受けるまでが大変です。くま次郎の場合は心拍の異変を感じてから何年もかかりました。12誘導心電図(正常)、ホルター心電図(やや期外収縮が見られる)、→医師は「しばらく様子を見ましょう」となります。

                  技術の進歩により、2021年にアップルウォッチとiPhoneを使った心房細動検出機能が、家庭用医療機器として厚生労働省から承認を受けました。これにより、たまにしか発生しない発作性心房細動(PAF)を検出する事ができます。デメリットとしては、自費で行うこととなるので、費用がかかることでしょうか。また家庭用医療機器ですから、診断ができる訳ではなく、あくまでも補助的な機器です。

                  くま次郎の場合は携帯型心電計で発作時の波形を医師に見せて、これにより「心房細動」と診断されました。その時の医師のコメントですが、「発作性心房細動はホルター心電図で引っかからない事も多いです。計測時間が24時間ですから、例えば週に1回発作が起きる人が検出される可能性は1日÷7日=7分の1となりますからね~」「この波形はいかんわ。心房細動ですね」・・・てな感じでした。持続性心房細動や慢性心房細動であれば、ホルター心電図で高確率に見つかると思いますが、発作性心房細動は厄介です。

                  そんな背景もあってか、最近ではアップルウォッチや携帯型心電計の活用を推奨する病院や医師が増えています。「関西ろうさい病院」のHPにも活用の記事が掲載されていますので、参考にされて下さい。